エンジン始動しない。（バックアップにて始動可能）
お客様からエンジンがかからないとの連絡をいただきました。
ワイヤレスキーも効かず、ワイヤレスキーをプッシュスタートボタンに近づけバックアップ状態ではエンジン始動が
できたとのこと。お客様自身にてワイヤレスキーの電池を交換したが症状は変わらなかったとお伺いしました。
ヒューズの確認。
各バックアップ電源が取れていないことが判明したので、バックアップ＋Ｂ電源に関わるヒューズを確認していきます。
助手席側ヒューズボックス内、１５Ａヒューズ（写真上から２番目）が溶断していました。
ヒューズはＤＣＤＣコンバーターでした。ヒューズを交換すると、すぐに溶断。
一時的不具合ではなく、回路内に短絡箇所ができているので配線図を元に短絡箇所の特定していきます。短絡箇所の特定。
１５Ａヒューズより前のヒューズ、１５Ａヒューズ入力側は正常電圧。助手席側ヒューズボックス前側の回路は正常と判断し、配線図を元に
１５Ａヒューズ出力側の点検を実施していきます。出力側はエンジンルーム内ヒューズボックスとオーディオ裏車両コネクターに分かれていきます。
エンジンルーム内ヒューズボックス、運転席側ヒューズボックス、ＭＩＣＵ内ヒューズは異常なし。点検のしやすいオーディオ側の点検から実施。
ナビゲーション＋Ｂ電源ヒューズ異常なし、エンジン始動後アクセサリー電源の正常。電源系統正常にもかかわらずナビゲーションが起動していないため、
ナビゲーション本体の不具合の疑いが出たため、ナビゲーション取外し後１５Ａヒューズを交換しました。
ナビゲーション取外し状態にて１５Ａヒューズの溶断は確認されず、不具合は解消。ナビゲーション本体内部ショートが原因と判明しました。
オーディオ取付。
お客様のご用命により、ナビゲーションは必要ないとのことで社外オーディオに付替えになりました。
Warning: Trying to access array offset on value of type bool in /home/grace045x022/mito-seibi-bankin.com/public_html/wp-content/themes/kamac/single-case.php on line 84
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現状確認作業。
車両入庫後、現象の確認をしていきます。お客様からの問診通りワイヤレスキー、ドアロック、マップランプ、ナビゲーションの作動不良が確認できました。
車両診断テスターを接続しましたがテスターの電源が入らず、車両との通信ができないことが判明。
車両側診断コネクターの電源を確認すると、＋Ｂ電源が来ていませんでした。修理書・配線図をもとに１つ１つバックアップ電源の確認をしていきます。
エンジンルーム内ヒューズボックス・室内運転席ヒューズボックス・助手席側ヒューズボックス・ＭＩＣＵ・メーター内電源それぞれバックアップ電源が来ていませんでした。